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SALA SUSU BLOG

SALASUSUの日常をお届けする“Blog”

SALASUSU、1歳の誕生日を迎えました!

Date:

Writer: SALASUSUスタッフ

こんにちは。ブランドマネジャーの横山です。
3月1日の今日、SALASUSUは1歳の誕生日を迎えることができました!
あっという間だったような、でももう何年もやってるような、、、
笑いあり、涙ありの密度の濃い1年間だったことは断言できます笑

まずは1歳の誕生日を迎えたSALASUSUに「おめでとう!」という気持ち、
毎回難易度があがる商品開発に諦めずに挑戦しつづけてくれる作り手の女性たち、
それを支えるカンボジア現地にいるスタッフのみんな、
SALASUSUのコンセプトに共感してお買い物やイベントへの参加、マンスリーサポーター、
工房訪問など色んな形で私たちの活動に関わってくださった全てのみなさまに
「ありがとうございます」を伝えたいです。

当たり前ですがどれかが欠けたらSALASUSUとして存在することはできず、
このように色んな方たちとの関わりの中でブランドが前を向いて歩みを続けられること、
とっても尊いことだなぁと、感じています。

「なぜわたしがSALASUSUの事業をしているのか」
「SALASUSUを通じて何を実現したいのか」

最近こうしたお話をする機会が増えてきたこと、
同時にわたし自身が今とある経営ゼミに通っているのですが(このお話もまた後日できたら!)、
改めて自分自身がやりたいことの解像度をあげて言語化することに向き合っています。

SALASUSU 1歳の誕生日。
せっかくなので、今日は改めて、私自身がどんな想いをこめてこの事業をしているのか、
そんなお話をしたいなと思っています。
ちょっと長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

SALASUSU(前運営母体のかものはしプロジェクト)と出会う前、
わたしは日系の素材メーカーで3年間働いていました。
配属先は工場の生産管理。
毎日、薄緑色の工場服に安全靴を履いて、「ご安全に!」と言いながら(本当です笑)、
ものづくりの現場を駆け回っていました。

「モノを通じて人々の生活を豊かにするメーカーはカッコいい」
そんな想いで入社したメーカー。
ですが、実際に現場で感じたことは全く違うものでした・・・

最終製品メーカーからの低コスト・短納期要求。
工場全体に漂う疲弊感・・・。

憧れを持って入ったメーカーなのに、肝心の作り手の人たちが報われていない状況、
結局だれの幸せのために繋がっているのかが見えづらいものづくりのサイクルに、
違和感を覚えるようになりました。

「作り手の人も買い手に人も関わる人全てが幸せなものづくりのサイクルを実現したいー。」

そんな想いを抱いて、新卒で勤めた会社を3年で辞め、2013年にかものはしに転職、カンボジアに渡ります。

そしてカンボジアの工房に出会ったとき、わたしは衝撃を受けます。
そこでは、びっくりするくらい楽しそうに笑顔で生き生きとカンボジアの女性たちが働いていたんです。

“カンボジア”   “貧困”  “教育を受けられていない”
そんなネガティブイメージを持って いたのに、全く真逆の世界がそこにある。
先進国の日本にある素材メーカーで見てきた世界とのギャップ。

これは一体どういうことなんだろう・・・。
でも、ここでだったら、わたしが実現したいものづくりのサイクルを形にできるかもしれないー。

そう考えたことが、SALASUSUのブランドを創った原点になっています。

モノが溢れ、可愛くて便利なものが簡単に手に入る今の世の中。
それ自体を否定したいわけではない。わたしもそれによって沢山の恩恵を享受している。
だけど、その背景には作り手と買い手の間にものすごく断絶があって、
作り手のことを感じなくても良いものづくりのサイクルが生まれていることもまた事実。

そこにSALASUSUなりに良いと思うものづくりのあり方を社会に提案していきたい、そう考えています。
だから、私たちはバッグを作っているけども、バッグを作ることが目的ではない。

SALASUSUのバッグを手にとることで、作り手と買い手の人たちの関係性が紡がれるような、
そんなブランドでありたい。そう考えています。

・商品の一つひとつに作り手の名前スタンプを押す
・購入してくださった人に作り手に会える工房行きのフリーパスチケットを渡す

これらの仕組みを作ったのは、こういった思いが背景にあるからなんです。
SALASUSUが考える「関係性」みたいなキーワードはまた今度お話できたらと思います。
(長文になってきたので、今日はこのあたりで・・・)

1歳になったSALASUSU。
今年は応援してくださっている皆さんとお話する機会を増やしていきたいなぁと。

「作り手も買い手も関わる人すべてが幸せなものづくりのサイクルの実現」を願うSALASUSUにとって、
買い手 (という表現に違和感を感じてきたので別の良い表現を考えよう・・)の皆さんが、
私たちと一緒にどんなことができるとハッピーか、
SALASUSUをよりよいブランドに育てていくために何をやってみたいかなど、
皆さんと一緒に考える時間を作りたいなぁと思っています。

どうぞ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

改めて、SALASUSU、1歳の誕生日おめでとう♡

Writer

SALASUSUスタッフ

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