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わたしたちが取り組む課題STORY OF
EAB
貧困家庭の多い農村部に住む
イアップのストーリー

大好きだった学校をやめ
14歳から働き始めたイアップ

カンボジア、シェムリアップの農村にある、私たちSALASUSUの工房。そこで働く、イアップという女性がいます。

工房の近くにある最貧困家庭で生まれ育った彼女。幼い頃に母親が病気で亡くなり、父親も病気がちだったため、14歳から働き始めました。

大好きだった中学校も途中で辞めざるをえず、建設や農業の日雇い仕事をするも、収入は家族全員を合わせても月にわずか9,000円ほど。

季節によってはほとんど収入がない時期もあり、1日1回の食事を家族全員で分け合う日もめずらしくありませんでした。

SALASUSUの工房で成長し、
街の大きな工場へ

そんな中、16歳の時イアップは私たちの工房と出会い働き始めます。工房で働きはじめた頃は自信もなく、周りの人と話したり、質問することさえほとんどできなかった彼女。

しかし、仕事では持ち前の真面目な性格で努力を重ね、ついにはミシンチームのリーダーになるほどに成長していきました。

そして3年後、イアップは街の工場で給料が約2倍にもなる仕事を見つけ、私たちの工房を卒業して就職に挑戦することに。これで十分に家族を支えられるーー。嬉しそうにはにかむ彼女を、全員が喜んで送り出しました。

「住む家が見つからなかった」
そう言って4日で戻ってきた
イアップ。

しかしその4日後。彼女は突然その工場を辞め、農村に戻ってきました。

「住む家が見つからなかった」「仕方なかった」

戻ってきた理由を尋ねる私たちに、彼女は沈んだ表情でそう答えました。彼女が自ら努力し、やっと手にした仕事。なぜすぐに辞めてしまったのだろう。

家の見つけ方が分からなければ、人に助けを求めることはできなかったのか。あと1週間でも、問題が解決できると信じて頑張ってみようと思えなかったのか。

最初は彼女が辞めてしまった本当の理由が分かりませんでした。しかし、何度も何度も話を重ねるうちに、こう思うようになったのです。

「自分が進みたい道のために、頑張れる」それは、当たり前のことではないのかもしれないーー

「頑張る力」が身に付く環境は、
これまでなかった

学校を中退し、家庭環境も良くない中、ひたすらに働き続けてきたイアップには、本来学校や家庭で自然に身につくような「頑張る力」を学ぶ機会は、ありませんでした。

だからこそこれまで様々な困難にぶつかるたび、解決できずに「仕方ない」とすぐに諦め、いつまでも自信を持てずにいたのです。

みんなからの応援の気持ちに
応えたい

その後、イアップは私たちの工房に戻って働くことになりました。彼女の経験をきっかけに、私たちも工房の教育を「頑張るための力=ライフスキル」を身に着けることを目的とした仕組みに変えていきました。

「工房に戻ってきてすぐは、ものすごく後ろめたい気持があった。でも、スタッフや他の作り手が諦めずにいろんな形で支えてくれて、その応援の気持ちに自分も応えたい、もっと成長したいと思った。」

そう話してくれたイアップはこれまで以上に仕事にも、トレーニングにも積極的に参加するようになります。

「仕方ない」ではなく、
「自分ならできる」へ

トレーニングで、自分の将来について考えていた時のこと。イアップが「私は挑戦してみたいことがある」と話してくれました。それは、「ライフスキルトレーナーになること」。

「昔は先生になりたいという夢があったけど、学校も中退し、もう叶わない夢だと諦めていた。でも、工房で働き学ぶ中で、私ならできるかも、と少しずつ思えるようになった。だからこそ、他の女性たちにも、自分のように大変な経験を乗り越えて成長していくためのスキルを伝えていきたい。」

そう力強く語る彼女は、まさに「頑張るための力」を少しずつ身に付け、自分が進みたい道のために歩んでいこうとしていました。

WORKPLACE & SCHOOL

イアップのような最貧困家庭出身の
女性たちにとって、
SALASUSUの工房は
職場でもあり、学校でもあります。

頑張るための力=
ライフスキル
を、届けています。

独自に開発したトレーニングと質の高いものづくりを通じて、困難にも諦めず、頑張れる自信とスキルを身に付けます。工房を卒業後は自らが決めた道へ、羽ばたいていきます。

  • 貧しい家庭
  • 働きながら
    学べる工房
  • 自分で進路を
    決め卒業

工房では「ものづくり」と
「ひとづくり」に取り組み、
安心して学べる環境を整えています。

  • 品質にこだわる
    「ものづくり」

    農村にある工房で女性たちを雇用し、ものづくりをしています。製作した商品は主に日本とカンボジアで販売。難しい仕事に挑戦し、やり遂げるという経験を積み重ね、彼女たちの成長や自信につなげます。

  • ライフスキルトレーニング
    による「ひとづくり」

    工房で働く時間の20%を教育に充て、独自開発した60本以上のトレーニングを提供しています。ゲームやワークショップを中心に、問題を解決する力など自ら頑張り続けられるための「ライフスキル」を育みます。

  • 安心・安全のための
    仕組み

    栄養教育としての給食、託児所、貯金制度など、安心して働き続けられる仕組みを整えています。定期的にカウンセリングを行い、職場や家庭で抱える問題を自らの力で解決できるよう、サポートしています。

PHILOSOPHY

誰もが、自分の人生の旅を、自分らしく
歩んでいけるように。
SALASUSUの工房では、
5つの哲学を大切にしています。

工房から卒業した
女性たちは
自らの人生を
歩んでいきます
DEPARTURE FROM SALASUSU

自分ならできるという
自信が持てました

ロン スレイルァ / 卒業した女性

昔は自分に自信がなく、誰かに質問するのも怖くていつも躊躇していました。でも、他の作り手が積極的に質問する姿を見たり、スタッフが「分からない時はいつでも聞いて大丈夫」と背中を押してくれたことで、私も質問していいのだと小さな自信を得ることができました。工房を卒業し、夫と共に電器屋を始める時も不安でいっぱいでしたが、工房で学んだことを思い出し、自分ならできると勇気を出して挑戦してみることを決めました。今では多くのお客さんが来てくれるようになり、新しいお店も増えてとても誇らしいです。これからも、工房で育んだ自信を忘れず、もっと頑張っていきたいです。

FROM SALASUSU TO CAMBODIA

「頑張る力」を農村の工房から、
カンボジア全土へ

これまで10年以上活動を続ける中、工房以外にも様々な場所でイアップのように困難を抱える女性たちをたくさん見てきました。

だからこそ、工房を超え、カンボジア全土に私たちのトレーニングを届けたい。どんな環境にいても、「頑張る力=ライフスキル」を身に付けられる、そんな未来を目指したい。

最近では政府や企業にも評価されるようになり、カンボジアの労働省と協力して、カンボジア全土の職業訓練校に私たちのトレーニングを導入する取り組みも始まっています。

SALASUSU
SUPPORTER
SALASUSUサポーター

「頑張る力」を届け続けるために

SALASUSUでは、工房で働く女性たちが単にスキルを身につけるだけではなく、自信を持って自らの人生を歩めることを目指しています。そのために大切にしているのは、一人一人にじっくり時間をかけて寄り添うこと。

正解がない中でも、自らの力で困難を乗り越えていけるよう、彼女たちと一緒になって考え、失敗も共に振り返りながらその成長を支えています。

そして、それを続けていくため、より多くの人に届けていくためには多くの時間とお金が必要です。

ENJOY YOUR LIFE JOURNEY, TOGETHER

成長を支える取り組みは、
ご寄付を中心に行っています。

工房の日々の運営は、作り手の女性たちが製作する商品の売上で賄っていますが、彼女たちの成長を支えるための取り組みは、SALASUSUサポーターをはじめとする、皆さまからのご寄付を中心に行っています。

遠くはなれた日本から自分を応援してくれている人がいる、そのこと自体が作り手の女性たちを勇気付けることに繋がります。

ぜひ、月1,000円〜のご寄付で
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一緒に作り手の女性たちを
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VOICESサポーターの声

FAQよくあるご質問

MESSAGE最後に

彼女たちの成長を共に喜び、
お互いに応援しあえる
仲間になりませんか?

共同代表

青木 健太KENTA AOKI

これまで10年以上、この活動を続けていて、思ったことがあります。それは、女性たちを応援しているはずが、気づけば自分自身が応援されていた、ということ。イアップのように自分の可能性を信じて成長していく姿に力をもらい、ここまで活動を続けてくることができました。

そしてこれから、より多くの女性たちにその機会を届けていくために、皆さんと一緒に彼女たちを応援したい。そして、彼女たちの成長を共に喜び、お互いに応援しあえる、そんな仲間を増やしていきたいと思っています。

SALASUSUサポーターになって、自分らしく人生の旅を歩む女性たちを一緒に応援しませんか?みなさまのご参加、心よりお待ちしています!

2002年、2人の仲間とともに「かものはしプロジェクト」を創業。2008年からカンボジアに渡り、2018年からはSALASUSU共同代表として「ものづくりを通したひとづくり」を活動コンセプトに、独自の教育プログラムを開発。現在はそれらをカンボジア全土に広めるべく奮闘中。

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