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【SUSUの素 No.9『推しのいる生活』 | ブランドディレクター菅原の日常の中の心が動く小さな出来事を散文的に綴ったコラム】

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Writer: SALASUSUブランドディレクター菅原 裕恵HIROE SUGAWARA

こんにちは!
今回はメルマガ先行配信中の連載コラム「SUSUの素(もと)」をご紹介します。
さらっと流れていってしまうような日常の機微にこそ、どうやら「SUSUの素」が詰まっているようです。
菅原の目線を通して、SALASUSUの世界観を感じてみてくださいね。



No. 9『推しのいる生活』

何かに「ハマる」その感覚は知っている。
子どものころから、絵本やゲームの世界観に浸り、ハマることはよくあった。
でも、特定の誰かにハマるその感覚はわからなかったし、アイドルにハマるなんて全く理解できなかった。でも今ではすっかり彼らから日々幸せをもらってる。つまりわたしにもアイドルの「推し」ができた。
ことの発端は、とあるzoom会でふと、見せてもらったミュージックビデオ。つまり、「布教」された。その時は「ふーん」くらいにしか思っていなかったけれど、翌日気が付けばYouTubeを開き、アルゴリズムが秀逸に次々とおすすめしてくれる彼らの動画を見続け、そしてあっという間に彼らの沼へ吸いこまれていった。

最近のアイドルはすごい。かっこいいだけじゃない。
かっこいいとかわいいの波状攻撃、更に時たま見せる情熱的な姿と、ご近所に住んでるんじゃないかと思うような人間くさい姿で、永遠にローテーションが組める。

そして怒涛の勢いで供給し続けられるコンテンツ。
これが沼というものか。うっかりスマホを開いたが最後、深夜2時にリビングのルンバが動き出す音でやっと現実に戻される日々。

親切なスマホからは「不健康な生活傾向です」と忠告が来た。「ひろえの勢いがヤバい」と囁かれつつ、文字通り寝食も忘れた結果、うっかり体重が落ちたりした。「思春期の恋か」と我ながら突っ込みたくなるほど、あの頃は夜な夜なひとりで熱狂していた。

なかなか外に出かけられず、季節の移ろいも感じられないこのご時世で、推しの新しいニュースが「次の楽しみ」を作ってくれている、そんな気すらする。

まさか、今生会うこともない誰かにこれだけハマることがあるとは思わなかったけれど、推しのいる生活はただただ癒やしで、幸せなものだと知ってしまった今、もうこの「推しのいる生活」そのものを手放せない気がしている。最高です。


『SUSUの素(もと)』

ブランドディレクター菅原裕恵の日常の中の心が動く小さな出来事を散文的に綴ったコラム。
ささやかで、個人的な目線を通して、SALASUSUの世界観を感じてみてください。
最新話はSALASUSUメールマガジンにて毎月2回、金曜夜20時ごろ先行配信。

購読は下のフォームから。

Writer

SALASUSUブランドディレクター菅原 裕恵HIROE SUGAWARA

美術大学卒業後、東京で6年間の婦人靴のデザイナー経験を経て、2016年よりSALASUSUに参画。SALASUSUのプロダクトデザイン、ディレクションを担当。1年間の駐在のち現在はカンボジアと日本を行き来しながら、目に見えない付加価値を追求したものづくりを模索中。

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