SALASUSUの素材 ‐ い草
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Writer: SALASUSUスタッフ
SALASUSUのものづくりに欠かせない素材の一つと言えば
い草。
カンボジアの代表的な天然素材の一つで、
日本人の私たちにも畳の原材料としてなじみがある素材です。
今回は改めて【い草】を使ったSALASUSUのものづくりをご紹介します。
◆カンボジアのい草
カンボジアでい草は日本と同様に各家庭の部屋の中に敷くゴザなどに
よく使われてきた素材です。
い草は稲と同じように水田で育てられますが、
「食べられない割りにい草は育てるのが大変。稲の方が楽で儲かる」
と一般的に言われ日本と同様に
カンボジアでも徐々に生産量が減っています。
しかしい草はカンボジアでも日本でもなじみのある素材。
その2つの国の懸け橋にい草の商品がなってくれることを願って
い草を使った商品がSALASUSUの工房でつくられています。
◆手作業で織り上げる、い草
工房でのい草のものづくりは
1.3mほどある乾燥したい草の選別からスタートします。
それぞれの色や太さによってい草を手作業で選別します。
次に商品に合わせい草を染色。
大きな鍋にお湯を沸かし、染色粉を入れて染色していきます。
色によっては染色だけに2週間以上かかるものもあります。
染色されたい草は作り手によって織られマットの形に形成されます。
二人一組となって織機を使って織る作業が進められ、
1日で約3メートルほどのい草のマットが出来上がります。
そのい草マットをカットし、
商品のワンポイントとして使っています。
◆い草を使った商品はこちら
い草がアクセントとなり日常使いだけでなく
和装に合わせても素敵です。
底に使われたい草のおかげで自立することができるポーチ。
底マチが広く収納力も抜群。
い草が足裏に気持ちいいサンダル。
女性用、男性用共にご用意しています。
ひとの手で作られるSALASUSUのい草。
ぜひお気に入りを見つけてください。
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