【コラム】はたらく母のデジタル革命
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Writer: SALASUSUスタッフ
日本とカンボジアを繋いで
ものづくりをしているSALASUSU。
SALASUSUプロダクトデザイナーの菅原は
0歳の男の子をもつはたらく母です。
時差があり、
言葉も文化も日本と違う
カンボジアとものづくりをするために、
はたらく母としての菅原の
工夫がそこには詰まっています。
はたらく母、プロダクトデザイナー菅原の
仕事の裏側をご紹介します。
◆時差を活かすはたらき方
日本とカンボジアには2時間の時差があります。
ほんの2時間の時差だけれど、
仕事も育児もこなすはたらく母には、
2時間の差は大きな違い。
カンボジアの作り手と菅原が
一緒に作業できるのは
昼休みを除いたら1日に4-5時間。
その限られた時間を
オンラインでのミーティングや
急ぎの連絡に使い、
その前後の時間で事務的な作業や
メールの返信などに使います。
限られた時間の中で
いかに情報を間違えなく伝え、
いいものを生み出せるのか、
時間との勝負です。
◆作業の最愛の相棒はこれ
時間が限られるからこそ、
効率的に仕事をすすめたい。
はたらく母の
共通の想いではないでしょうか?
出産前の菅原の相棒は
お気に入りのノートと万年筆。
ノートに万年筆でデザイン画を書き、
デザインの修正は写真を撮って
それに直接書き込んだり。
どちらかというと
手になじむようなアナログなものを
好んでいました。
でも出産後、
よりいっそう仕事時間に制約がある。
その中で菅原が選んだ相棒がiPadです。
最近ではあれほど好きだった
ノートと万年筆の出番は
ぱったり、なくなったようです。
iPadでデザイン画を書き、
デザインやサンプルの修正も
iPadを使ってそのまま現地とやり取り。
ちょっとした菅原のデジタル革命は
出産をきっかけに起きました。
◆彼女たちの成長があるから
時間の制約もある中で菅原が
がんばれる理由、
それは一緒にものづくりをする作り手たちの成長。
いつの間にか、こんなことができるようになった。
そういった日々の小さなことに
彼女たちの成長を感じ、
菅原自身もまたがんばれる。
言葉が通じなくても、
顔を見ると嬉しくなるそんな存在。
と作り手のことを菅原はいいます。
作り手との物理的な距離や
時間に制約はあっても、
前向きに歩んでいるカンボジアの作り手たちから
パワーをもらいつつ、
はたらく母、菅原の毎日は続いていきます。
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