【プロジェクト】カンボジア貧困層の子どもを教室で支える公立学校教師の最初の30人を育成したい!【SMBCグループライジング基金】
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SALASUSUスタッフ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | カンボジア貧困層の子どもを教室で支える公立学校教師の最初の30人を育成したい! |
| 事業種別 | 寄付(SMBCグループライジング基金)
|
| 実施期間 | 2023年4月〜2024年3月 |
| 実施地域 | カンボジア(プノンペン、バッタンバン、シェムリアップ) |
| 寄付金額 | 299万7,960円(SMBCグループライジング基金より) |
【主な成果】
- 教員養成大学附属小中学校、および実験校の3拠点で授業研究を50回以上実施
- 延べ教師118名が参加し、その多くが授業の改善を実施
- 教師による、授業の観察を通した子どもの学びを見る力の育成に成果
- 新規授業案30本を開発、うち多数が現場で活用・改善
- 教育省との連携構築
【プロジェクト概要】
貧困層の子どもたちが取り残されずに学べる教室を実現するため、公立学校の教師育成に1年間取り組んだ。教育省のモデル校である教員養成大学附属小中学校(プノンペン・バッタンバン)およびSALASUSUの実験校(シェムリアップ)の3拠点において、日本発祥の授業研究を校内研修として導入し、教師の「学びを見る力」を育成した。
授業研究には延べ118名の教師が参加。教師たちが協同的に省察し、実践を繰り返すことによって自らの実践を振り返るプロセスを重ねることで、子どもの小さなつぶやきや表情から学びを見取る力が着実に育まれた。さらに、実験校では30本の授業案を新たに開発。授業研究を通した学びから、授業中の問いかけ方や座席配置など、子どもが自分のペースで学べる工夫も多くの教師によって取り入れられた。
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