新しい年がやってきました。
2020年もよろしくお願いいたします。
日本人にとっては気が引き締まるような
1年の始まり、1月1日、お正月。
ところ変わればお正月も変わります。
カンボジアのお正月は年に3回やってきます。
1年に3回のお正月、想像できますか?
新年最初にご紹介するのは
カンボジアの3つのお正月です。
◆西暦によるお正月(1月1日)
日本の年末年始は仕事が休みになり
ゆっくりお正月を過ごす方が多いと思います。
カンボジアも1月1日は休みですが、
その前後は通常営業。
日本のように数日かけて1月1日の新年をお祝いすることはありません。
ただ、最近では大晦日の夜のカウントダウンは
若者たちが大盛り上がり。
観光地としても有名なパブストリートは
大晦日の日は通行止めになり、
ここにたくさんの若者がカウントダウンをするために集まって夜通し盛り上がっています。
◆中華正月・春節(2月末頃)
2つ目のお正月は春節。
春節は中華圏における旧暦の正月です。
中国のみならず世界中の華人にとって重要な日です。
カンボジアには古くから中国からの移民が多く
中華系のルーツを持つ家庭では春節を祝います。
今年の春節は2月25日。
既にシェムリアップの街では
春節のお祝いに向けての飾りつけを見ることができます。
◆Khmer New Year(4月頃)
カンボジアでのお正月本番!
と言えるのがこのクメール正月。
カンボジア旧暦の新年を祝うお祭りです。
それぞれの地元に帰省し、家族と過ごしたり、
アンコールワットにはカンボジア全土から
新年を祝うためにたくさんの人が集まってきます。
このクメール正月別名【水かけ祭り】と言われ、
「お清め」を本来の意味として街中で水かけが行われます。
歩いていたら水をかけられた、なんてことが起こるのがこの時期です。
いかがでしょうか?
カンボジアの3つのお正月。
これからやってくる2つのお正月。
まずは2020年のスタートということで、
今年もSALASUSUをよろしくお願いいたします。